2009年7月3日金曜日

最後のリハーサルに思うこと。

マイケルが亡くなる二日前に行ったリハーサルの映像がニコニコにも輸入され始めました。
驚いたのは完成度の高さを予感させるその内容です。

ファン失格かもしれませんが、僕はThis is itライブを純粋にパフォーマンスで評価した場合、「最高!」とは言えないだろうと予想していました。
おそらく30th Anniversaryと同じ印象を持つだろうと。

(僕の中で30thはマイケルの歴史と人望、そして衰えてなおオーラをまとい続ける姿に感動するドキュメンタリーのような印象なのです。30thは準備期間が短く、マイケルが不満を漏らしたほどでしたが、そのためかパフォーマンスは総じて低調であることは明らかでしょう)

それがどうですか!
マイケルはライブを行うときほとんどステージを2次元的につかいますが、今回はハコをうまく利用した立体感、奥行きのあるセッティングになっているのが分かります。
さらに、リハであるからなのかもしれませんがダンスは程よく崩して楽に踊られており、それでいてオーラがある。一瞬一瞬が非常に美しい。
楽曲のアレンジも見事。最後のつなぎに難アリだったように感じますが、これまでのツアーにおけるアレンジとは一線を画しています。

そこには、マイケル・ジャクソンがいました。
今は、本当に残念でなりません。

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